当社が提供しているNS式メソッドとは、ビジネスパーソン限定のインプロ(即興演劇)を活用した体験型研修カリキュラムです。
それらを通じて、ビジネスパーソンのコミュニケーション力、リーダーシップ、チームビルディング向上の支援をしております。
このNS式メソッド(インプロ・即興演劇)は、海外の企業研修の世界では非常にメジャーな研修で、多くの有名企業が導入しております。
しかもVUCA時代に入り、その流れはますます加速しているようです。
◆グーグル、マッキンゼー、ペプシコなどは、数年前から導入
https://www.worklife.news/culture/applied-improvisation-corporate-improv-stand-up-comedy-training/
◆Netflixも導入
https://www.abc.net.au/news/2019-11-29/workplace-dan-klein-improvisation-skills-can-help-us-work-better/11735342
◆マイクロソフト、ヒルトン、ソニー、マカフィーも導入
https://chrisnielson.com/improv-leadership/
◆フォーチュン500社中、65社がインプロ研修を導入
https://www.cszsanjose.com/business
◆MBAがリーダーシップ教育として導入
https://www.fastcompany.com/3055380/why-top-companies-and-mba-programs-are-teaching-improv
ではなぜ、海外の有名企業がNS式メソッド(インプロ・即興演劇など)を社員教育、企業研修として導入しているのか、もう少し具体的に解説いたします。
その理由は、インプロ(即興演劇)は、通常の演劇なら予め準備されている以下①~⑤がない状況で演劇を創造していくからです(①脚本、②セリフ、③役柄、④場面、⑤演出家)。
そして、そのように何も準備されていない状況のなかで唯一あるリソース、それが「⑥出演者」という人的リソースなのです。
この出演者たちがお互いを尊重し、協力しあいながら未知なる世界(物語)を創造していくプロセス、それがインプロ(即興演劇)の世界観です。
しかしこの時、⑥出演者のどちらかが相手の存在やアイデアを受け入れなかったり、自己中心的な言動を取ったりして人的リソースを疎かにすると、「関係性の芸術」と呼ばれる演劇の世界は成立しません。
ですから、インプロ(即興演劇)では他者との協働が必須であり、共感⼒や聴く⼒、チームワークが求められます。
これにより、他者の視点を理解し、効果的なコミュニケーションを取る能⼒が養われるのです。
また、①脚本、⑤演出家/監督による明確な指⽰がなく、④その場の状況に応じて瞬時に反応し、⾏動を決定する必要があるので、不確実性に対する適応⼒が養われ、未知なる状況でも冷静に対応する能⼒が高まります。
その他、⾃⾝の内⾯的な抑圧や恥ずかしさを乗り越え、与えられた役割や状況に集中し、目の前のゲームや他者との協働作業に貢献することで、たとえ失敗しても前向きに対処する⼒も養われ、ストレス耐性も向上していきます。
このようにインプロ(即興演劇)には、企業がVUCA時代を生き抜くためのヒントとなるエッセンスが凝縮されており、かつ臨場性を伴いながらそれらを疑似体験できるので、海外の有名企業はインプロを社員教育、企業研修として導入しているのです。
そしてその結果、業績やパフォーマンスが向上しているとの確信があるからこそ、多くの企業が導入し、かつ長年継続して導入しているのです。
日本国内では、残念ながら演劇とビジネスの両方の経験をしている人的リソースが圧倒的に不足しており、まだまだ社員教育、企業研修の分野でNS式メソッド(インプロ・即興演劇など)の認知・浸透が進んでいないのが現状です。
しかし国内でも2024年度から高校1年生の国語の教科書に高尾隆教授(東工大リベラルアーツ研究教育院)の「インプロの魅力~先の見えにくい時代を生き抜くヒント~」が掲載されましたし、微力ながら当社も10年以上にわたりNS式メソッド(インプロ・即興演劇など)研修を多くの企業様に提供してきております。
この先、VUCA・グルーバル化・AI化の流れが加速するなかで、早晩、国内の企業でも臨場性を伴ったNS式メソッド(インプロ・即興演劇など)研修の必要性が高まってくると予想されます。
是非あなたの会社の社員教育、企業研修でもNS式メソッド(インプロ・即興演劇など)をご検討ください。